前職のサロンも大好きだったんですが、将来的に子育てや自分のライフプランを考えたときに、「このままで本当にやりたいことが叶えられるのかな？」という不安がありました。
そんなときに、社長のビジョンや考え方に触れて、強く共感するものがあって。ここなら、これからの人生をもっと前向きに過ごせるかもしれないと思い、入社を決めました。
今は、夫婦そろってペイフォワードで働いています。

やっぱり、お客様が喜んでくださる瞬間が一番のやりがいですね。特に悩みを抱えて来られた方が、仕上がりを見て「こんなに変わると思ってなかった！」と驚いた顔をされたときは、心の中で「よっしゃ！」ってガッツポーズしてます（笑）。
あとは、自分の頭の中にあるイメージを形にする楽しさもあります。ちょっとわがまま言い放題なところも含めて（笑）、作品づくりとしての面白さもあるんですよね。
美容師って、いわば“現場派”のサロンワーカーと、独自の世界観を打ち出すクリエイター、その両方が存在できる仕事だと思います。どちらの道も学びが深くて、だからこそ飽きることがないし、底が知れない。そこがまた魅力だなと思っています。

正直…めちゃくちゃ大変です（笑）。
昔は休みの日も講習に行ったり、コンテストの準備をしたり、感性を磨く時間にすべて使っていました。でも今は、行く場所もやることもガラッと変わって、公園やおばあちゃんの家が日常の行き先になりました。
もちろん、どこかでもどかしさを感じることもあります。でも、美容師としての自分も妥協したくないし、子どもとの時間も大切にしたい。そのなかで、限られた時間をどう使うか。
美容の仕事をどう効率よく進められるかが、今の自分の大きな課題であり、挑戦ですね。

僕たちは別々の店舗で働いているんですが、お互いを「一美容師」として尊重しています。切磋琢磨し合える仲間でもあるし、パートナーでもある。
特に子育てをしていく中では、お互いのスケジュールを把握しやすくて、子どもの送迎やサポートも自然に連携できるのは大きなメリットだと思います。
仕事の相談もできるし、公私ともに信頼できる関係が築けていると感じます。

子どもが生まれたばかりの頃は、自分が思うように働けなくて、正直すごく悩みました。でも、子育てをしているからこそ見えてくる世界があるし、同じ立場で悩んでいるお客様への接客にも、深みが出てきたように感じます。
視野も広がって、美容師として新しいステージに立てたような気がしています。

今、子どもと過ごす時間は本当に宝物みたいに感じています。もちろん、楽なことばかりじゃないけど、その分だけやりがいも生きがいも増していいきます。
仕事も育児も、自分の人生も、“今しかないこの瞬間”を、思い切り楽しんでいきたいですね。